私の作詞経験

前回の記事で自作の曲、Imaginary School Lifeの歌詞を公開した。

これは私の人生で四度目に書いた歌詞である。

つまり、この他にも三度、私は歌詞を書いたことがあるのである。それについて今日は紹介したい。

俺さまーず『根性なし』

私が初めて書いた歌詞は、小説『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』の作中に登場する、能登というキャラが書いたという体の歌詞である。

直接、使われたわけではないが、この歌詞のイメージが映画、『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』での、能登と渡辺と山本のバンドシーンで歌われる曲につながっている。

そこで歌われる『根性なし』という歌は、青春のキラキラ感、生命の火花が込められた本当の名曲である。この歌を聴くたび私は涙ぐんでしまう。思い出すだけでうるっと来てしまう。
映画、ネガティブハッピーチェーンソーエッヂも、邦画史に残る傑作である。

大槻ケンヂと橘高文彦『日本ひきこもり協会のテーマ』

人生二度目の作詞は『日本ひきこもり協会のテーマ』である。これを作詞するにあたり、大槻ケンヂ氏の音楽ユニット、「特撮」の名曲、マリリン・マラソンを参考にした。

ダメだダメだという高速で繰り返される自己への呪詛のような呟きの果てに、ダメ・エネルギーが裏返って、束縛を振りちぎり自由を求める清冽な勢いが自らの内から湧いてくる、そんな詩を書いた。

大槻ケンヂ氏のボーカル、三柴理氏のピアノ、橘高文彦氏のギター、そして佐藤達弘役の声優、小泉豊氏のシャウト、すべてが高いレベルで調和した快作である。疲れているときに聴くと元気になれる。

ファインド・シークレット・パッセージ

三度目の作詞は『DearStage Compilation Album Vol.01 』に収録されている『ファインド・シークレット・パッセージ』である。

テーマである『無条件の愛』を、エソテリックな様々な象徴体系を駆使して表現しつつ、せつない系ノベルゲーム的な物語フォーマットに落とし込んで歌詞にしようとしたところ、ものすごく歌いにくい歌詞になってしまった。

というか最初のバージョンは明らかに歌うのが不可能な歌詞だった。(すみません)当然、レコーディング作業は大いに難航した。

プロデューサー氏と、作曲家のえむらしょうたろう氏による的確なアイデアにより、レコーディングの現場でラップ・パートが即興的に作り上げられ、リアルタイムで歌に組み込まれていった。

それを歌うボーカルはアイカツの「STAR☆ANIS」のメンバーとして有名な愛野えり氏である。急に入ったラップ・パートやその場での歌詞の変更にもなんなく対応し、うっとりとする可愛いさと説得力がある歌声で、のびやかに歌っていただいた。

ファインド・シークレット・パッセージ、心地よくキャッチーな楽曲に引き込まれ、愛野えりさんの夢のある歌声に深く心が癒される名曲である。

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