歌が下手ならパソコンで直せばいいじゃない

最近、自作の曲に自分のギターと歌を付けるという作業にハマっています。

こんな本も買っちゃいました。まだパラっとめくってるところだけど面白くてタメになりそうです!

内容はというと、女の子四人がDTMするという話で、4コマ漫画と、DTMの豆知識が同時に読める本です。

漫画部分のノリは『けいおん!』よりも現実よりで、やさぐれた『けいおん』というのがファーストインプレッションです。

漫画部分とリンクしたDTMの知識部分は実際のDTM作業に役に立ちそうです。DTMerはとりあえず持っておいて損はしない本のように思います。

で、話を自作曲に戻します。

私は歌に関してははっきり言ってあまり自信がないんです。自信の無さに関してはいくらでも語れる自信があるんですが、そんなものを書いても気分が後ろ向きになるだけなのでやめます。

むしろですね、自信がないまま、歌が下手なまま、どうやったら少しでもいい感じの音楽が作れるかどうかを探求したい。で、そのためにはやはり、お金を出してチートアイテムを買うに限ります。

↓こういうやつ。

まだ買ってないからわからないんですが、こういうやつを使えば、音程のミスや、音量の不安定さなどを全部、コンピューターの力でさっと直せるらしいんですよ。買ってみたら報告したいと思います。ではまた!

布団とレコーディング

駅ビルの書店で「サウンドデザイナー」なる雑誌を見かけた。7月号の特集は、奥田民生氏のアナログレコーディングだ。

自作の曲に自分の歌をつけようとしている私にとって、まさにうってつけのトピックであった。

迷いなく購入し、書店に併設されているカフェで読む。奥田氏のインタビュー記事には、さまざまな有益な言葉がちりばめられていた。

「少しのミスであれば気にせず前に進むという心意気が音楽にとって大事なものである」

こういった話は、創作全般にとって役立つ考え方であると感じられた。

その他にもさまざまな有用な情報が載っていたが、特に目を引いたものとして、「歌のレコーディングの基本は布団被り」というものがあった。

布団を被って歌を歌えば、布団が声をいい感じに吸収し、近所迷惑および、無用な反響を防いでくれる。それによってレコーディング・スタジオに行かなくてもナイスなボーカルを録音できるらしい。

よし、さっそくやってみよう。

えー、よいしょ。

ふとんを被って。

手元のiPhoneで歌詞を確認しながら。

歌いまーす。

あーあーあー。

あーあーあーあー。

……ふう。

歌いました。

暑い!

でもいい感じかも……。

このような様々な工夫を重ねて音楽というモノは作られているんですね。

作詞少女

昨日の更新では、Imaginary School Daysという自作曲の歌詞を公開した。その詩を書くに当たり、私はこの本を参考にした。いい本だったのでレビューしたい。

作詞少女 詩をなめてた私が知った8つの技術と勇気の話

本書は作詞のための実用的なハウツー本であるとともに、作詞や創作をテーマにしたラノベ風の小説もである。読み物として凄く面白い上、これを読めば作詞という作業についての具体的な方法がわかる。

今まさに作詞をしたいが、どう書けばいいかわからない人、作詞の具体的なテクニックを知りたい人におすすめの本である。また、創作行為や自己表現というものについての広い見通しを得たい人にも勧めたい。

といっても本書は気軽に読めるラノベでもある。バンドをやっている同級生に作詞を頼まれた、ちょっと夢見がちだけど実は平凡な女子高生が物語の主人公である。主人公は、プロの作詞家でありハードな変人である同級生女子の弟子となり、作詞と創作と人間について、作詞の作業を通じて学んでいく。

師との関わりの中で、主人公は作詞の表面的な技術を学ぶ。その後、彼女は創作という行為の持つ深淵について学び、さらには自分の心の中にある闇を見る。それは創作をする者にいつか訪れる、内なる世界への参入の儀式、イニシエーションの瞬間である。

読者はこの本の読書を通じて、自分の世界の足下が崩壊するような、その恐るべき瞬間を仮想的に体験することができる。

『もう終わりだ。

こんなにも世界が真っ暗だったなんて、知らなかった。

いや、それは違うわね。真っ暗で、真っ黒だったのは私だ。世の中は何も変わっていない。私も何も変わっていない。唯一違うことと言えば、私が私の誤魔化しに気づいてしまったという、その一点』

『私が書く歌詞は、嘘と誤魔化しと自分を守るためのキレイゴトばっかり。(中略)……私はもう、歌詞を書くことはできないと思う。だって、全部嘘なんだもの』

主人公は師によって自らのエゴと向き合うよう導かれ、それを認識し、苦しみの果に、エゴを越えたより高い意識へと自らを上昇させることを決意する。この物語は美しい。

著者、仰木日向(おうぎ・ひなた)氏は作曲家であり、作詞家であり、『スーパーヒロイン学園』『作曲少女』などの小説作品を書いた小説家でもある。『作曲少女』は作曲をテーマにしたハウツー本的ラノベであり、『作詞少女』と世界観を共有している。この『〜少女』シリーズ、続きがあるならぜひ読んでみたい。

『作詞少女』は作詞と創作のエッセンスを読書によって仮想体験できる傑作である。同時に、実用的なハウツー本として有用な情報が詰まっている。なにより素晴らしいのが、「俺も何か作るぞ!」という情熱が本書を読むことによって沸いてくることである。

音楽だけでなく、広く創作というものを始めようとしている人や、もう始めている人、皆に本書をおすすめしたい。

私の作詞経験

前回の記事で自作の曲、Imaginary School Lifeの歌詞を公開した。

これは私の人生で四度目に書いた歌詞である。

つまり、この他にも三度、私は歌詞を書いたことがあるのである。それについて今日は紹介したい。

俺さまーず『根性なし』

私が初めて書いた歌詞は、小説『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』の作中に登場する、能登というキャラが書いたという体の歌詞である。

直接、使われたわけではないが、この歌詞のイメージが映画、『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』での、能登と渡辺と山本のバンドシーンで歌われる曲につながっている。

そこで歌われる『根性なし』という歌は、青春のキラキラ感、生命の火花が込められた本当の名曲である。この歌を聴くたび私は涙ぐんでしまう。思い出すだけでうるっと来てしまう。
映画、ネガティブハッピーチェーンソーエッヂも、邦画史に残る傑作である。

大槻ケンヂと橘高文彦『日本ひきこもり協会のテーマ』

人生二度目の作詞は『日本ひきこもり協会のテーマ』である。これを作詞するにあたり、大槻ケンヂ氏の音楽ユニット、「特撮」の名曲、マリリン・マラソンを参考にした。

ダメだダメだという高速で繰り返される自己への呪詛のような呟きの果てに、ダメ・エネルギーが裏返って、束縛を振りちぎり自由を求める清冽な勢いが自らの内から湧いてくる、そんな詩を書いた。

大槻ケンヂ氏のボーカル、三柴理氏のピアノ、橘高文彦氏のギター、そして佐藤達弘役の声優、小泉豊氏のシャウト、すべてが高いレベルで調和した快作である。疲れているときに聴くと元気になれる。

ファインド・シークレット・パッセージ

三度目の作詞は『DearStage Compilation Album Vol.01 』に収録されている『ファインド・シークレット・パッセージ』である。

テーマである『無条件の愛』を、エソテリックな様々な象徴体系を駆使して表現しつつ、せつない系ノベルゲーム的な物語フォーマットに落とし込んで歌詞にしようとしたところ、ものすごく歌いにくい歌詞になってしまった。

というか最初のバージョンは明らかに歌うのが不可能な歌詞だった。(すみません)当然、レコーディング作業は大いに難航した。

プロデューサー氏と、作曲家のえむらしょうたろう氏による的確なアイデアにより、レコーディングの現場でラップ・パートが即興的に作り上げられ、リアルタイムで歌に組み込まれていった。

それを歌うボーカルはアイカツの「STAR☆ANIS」のメンバーとして有名な愛野えり氏である。急に入ったラップ・パートやその場での歌詞の変更にもなんなく対応し、うっとりとする可愛いさと説得力がある歌声で、のびやかに歌っていただいた。

ファインド・シークレット・パッセージ、心地よくキャッチーな楽曲に引き込まれ、愛野えりさんの夢のある歌声に深く心が癒される名曲である。

目指せシンガーソングライター

私が過去に作った作品、Imaginary School Lifeという作品がある。コンセプトは「ちょっと昔のノベルゲームの主題歌」である。

音的には、バンド編成の歌ものとして作った。

私のDTM能力の限界により、すごく素朴な作品に仕上がったが、その分、サビのメロディの良さが引き立つ作品になった。

サビの部分を聴くたびに感動してしまう。曲の素朴さがまた、メロディの良さを引き立てている。

ちなみに、この曲はAbleton Live9のお試し版で作った。先日、Liveをバージョン10のStandard版にアップグレードしたので、より沢山のハイグレードな機能を使えるようになった。これを機に、もう少しこの曲を作りこんでみたい。

今のところの作業予定として、、、現在、後半のサビでのみギターが鳴るようになっているが、冒頭から鳴るギターをもう一本、追加したい。

その際、可能であれば、先日、購入したギターとamPlug I/Oという機材を利用して、自分で弾いたギターの音を入れてみたい。

ではここでamPlug I/Oという機材について説明しよう。

これは一言で言うと、ギターとパソコンをつなぐための小型の機械である。この小さな機械をギターに直接差し、さらにこのamPlug I/OとパソコンをUSBで繋ぐ。そうすると、ギターの音をパソコンで録音できるようになる。

同様の機能を持った機械に、オーディオ・インターフェイスというものがある。

というか、このamPlug I/Oもオーディオ・インターフェイスの一種であるのだが、このamPlug I/Oはギターの音のみをパソコンに入力することができる。一方、通常のオーディオ・インターフェイスはギターだけではなく、マイクや、その他あらゆる音をパソコンに入力できる。

つまり、機能としては通常のオーディオ・インターフェイスの方が上である。

しかしamPlug I/Oは小型軽量であり、ギターに差すだけで簡単に使うことができ、しかも安いという利点がある。さらに「JAM BOX3」というソフトウェアまでついてくる。このソフトウェアは一言で言うと、強力なギター練習機能を持ったギター・アンプ・シミュレーターである。

詳細は省くが、これがあればギター練習がすさまじく効率的になる。またギター・アンプ・シミュレーター部分はVSTとして機能するのでDAWでの作曲にも役立つ。

というわけでギターとパソコンを持っている人間はとりあえずamPlug I/Oを買っておけば損はしないだろう。

昔であれば数百万円分の機材を買わねば出せなかった音がこのamPlug I/Oひとつで出せるのである。素晴らしいナイスアイテム!

でもいくら良いアイテムがあっても活用せねば宝の持ち腐れだ!

だから私はこれらの機材を使ってギター音を自分の曲に取り入れてみたい。まだFは押さえるのに一秒ぐらいかかる。だがどうせ私はDAWで作曲するのである。Fを押さえる難しさなど、テクノロジーでどうにでもなる。

で、そのギター音入れ作業が終わったら、次は歌も入れたいと思っている。

この前、H2nというマイクを買った。このマイクはこちらのサイトにアップしている誘導瞑想なるものを録音するために買ったのだが、当然、歌を録音するためにも使える。

これで歌を歌って録音すれば、そのとき私はシンガーソングライターである。名刺にそう書きたい。

ちなみにすでにこのImaginary School Lifeには歌詞が存在している。こんな歌詞だ!


イマジナリー・スクールデイズ 歌詞

1番
(イントロ)
Aメロ

放課後 君の机の

忘れもののノート めくってみたら

書かれて いたのは

夢のような 話と 私の名前 ああ

Bメロ

「あんな事 あれば いいな」

「こんな事 してみたいな」

授業中 眠りながら

考えて 書いた ありえない 君の 都合いいストーリー

サビ

そんなこと 起こらないよ

夢ばかり みたらだめよ

追いかけて 教えてやろ

現実は つまらないよ

だとしても 泣いちゃだめよ

優しくね 教えてあげよう

2番 Aメロ

夕焼け 帰宅部

振り向いた 君の顔 染まっていたね

ノートを 返すと

君の顔 もっと赤く 泣き出しそうで うう

Bメロ

「こんな事 してみたいな」

都合いい 君の 願い

もしかして 叶う かもね

そんなこと 想う 私もね 少し 不思議だね 変かな

サビ

あの道を歩いた日を

いつまでも覚えてるよ

君と見た あの景色を

夢の中 歩く君を

いつまでも忘れないよ

繋いだ手 あのドキドキも

(8小節休み)

すぐに変わる季節の中

いつまでも変わらないよ

君と見た あの景色はね


とはいえ歌入れは現実のものとなるかどうかはわからない。私の歌唱能力と、私の恥捨て能力のかねあいによって、それが現実のものとなるかどうかが決まる。